毎日ロシアのユクライナへの侵攻がニュースになっています。ロシアの蛮行に対する国連の動きも時たま報道されます。
そんな中、国連の事務次長兼軍縮部上級代表(Under-Secretary-General and High Representative for Disarmament Affairs)である中満泉さんのスピーチを聞きました。
その英語が素晴らしい。Wikipediaで調べたところ、中満さんの国際機関での経歴は素晴らしく、旦那さんもスウェーデン人なので英語がうまくて当然なのでしょうが、それでも素晴らしいです。
国連大使・職員の方は皆さん当たり前に英語を話すのでしょうが、それでも色々とアクセントはあるものです。Guterre(グテーレス)事務総長だってそうです。
ところが中満さんの英語はきれいなんですよね。Nativeの発音ではないことはわかりますが、品があるのです。芸能界にいる帰国子女が米語でベラベラと話すのとは違う。まぁ、話している内容がマジメ(ロシア批判)っていうのもあるかもしれませんが、自分もこういう英語が話せたらなぁと思わずにはいられませんでした。
英語を母語としない人の英語で、きれいで品があると思ったのは元IMF理事長・現欧州中央銀行総裁のChristine Lagarde女史以来です。Lagarde女史の英語はかのThe Economist誌がFlawlessと評してました。
日本人が国連の重要ポストで各国の代表を前に素晴らしい英語でスピーチをする。同じ日本人として誇らしいですね。比べるレベルではないですが、私も英語に精進せねばと思った次第です。
50歳代後半の男性会社員です。一時実務翻訳の勉強をしいて、仕事を貰えるレベルにはなりましたが気が変わり方向転換。ブログのテーマも実務翻訳から英語学習全般に変更の方向です。詳しい自己紹介はこちら。
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