本日発売の杉田敏の現代ビジネス英語2022年冬号を購入しました。

杉田敏さんといえば、長年NHKラジオで「やさしいビジネス英語」のパーソナリティーをしていた方。途中から実践ビジネス英語という名前に変わってしまったそうですが、私にとって杉田敏さんといえば、やっぱりやさしいビジネス英語です。ずーっと昔に聞いてました。そしていつの日からかあまり聞かなくなり、数カ月前に新たなSpeakingのテキストを検討していたとき、やさしいビジネス英語のことを思い出し、さがしてみたところ、何と2021年2月で終了してました。
がっかりしましたが、その後継としてラジオ番組ではないですが、現代ビジネス英語という季刊のテキストが出版されていることを知り、前回号(2021年秋号)を9月に購入し、使い方を試行錯誤しながらやってきました。
そして自分なりの活用方法が途中から固まったので、2022年冬号も継続して購入しました。
現代ビジネス英語の難易度
現代ビジネス英語のレベルはCEFRでいうところのC1だったと思います。一応私はケンブリッジ英検のC1-Advancedを持っているので、レベル的にはちょうどよいです。
ただし、全てアメリカ英語です。他の国の英語は出てきません。イギリスの、しかもBBCとは全然違うアクセントの英語を聞かねばらなないケンブリッジに比べれば聞きやすいです。
トピックは、時流に沿ったものが多く、個人的にはそれが最大のメリットだと思っています。今でいえば、コロナやAIに関するTerminologyが学べます。
お値段と発行頻度
さきほど季刊と言いましたが、3月、6月、9月、12月の14日に発行されています。値段は1320円(税込み)。ひと月あたり440円ですからかなりリーズナブル。NHKラジオの「ラジオビジネス英語」が510円(毎月発行)ですから、それより安い。音声込みです。本誌に音声がダウンロードできるURLとアクセスコードが記載されています。
私の活用方法
最初の方でSpeaking用にと書きましたが、私はSpeakingは口の筋トレだと思っているので、あまり細かいことはしていません。基本的に音読&暗唱だけです。
現代ビジネス英語は毎号Lessonが4つあります。Lessonは創刊からの通し番号で、2021年3月に発売されたときLesson1~4が収録され、それが積み重なって2022年冬号はLesson13~16となっています。各LessonにはVignetteが5つあります。つまり、一冊にVignetteが20です。各Vignetteの長さは大体1分40秒前後。私はVignetteを二つに分け、半分を2日に分けてカバーしています。ですので、一つのVignetteを修了するのに4日。全てのVignetteを終えるのに80日かかる計算となります。3か月(約91日)で1冊発行されるのでちょうどいいペースです。
ただ、2日でVignette半分、4日でVignette1つのペースになったのは2021年秋号の途中からで、一冊とおしてこのペースを貫いたことはありません。が、今回買った2022年冬号はそのペースを守るつもりです。
私は一日30分程度をこのテキストに充てています。同じ文章を音声で何度も聞き、できるだけ同じような速さ、イントネーションで話すように真似をします。そして、それを暗唱します。調子よければ1日でVignetteの半分(50秒~55秒)が暗唱できるようになります。次の日になると前日暗唱できたVignetteを全部覚えてはいません。が、すぐに暗唱ができるようになるので、あとはひたすら暗唱をしています。途中口を大きく開けたままにしたり、エラを張らすように横に広げたり、舌を上歯茎の裏側に強く押し当てる状態を維持したり、そういった口筋トレも織り交ぜて。Lessonの最後にReview用の問題がありますが、そういうのはやりません。
ということで、明日からまた新しいテキストになります。暗唱するぞー。
50歳代後半の男性会社員です。一時実務翻訳の勉強をしいて、仕事を貰えるレベルにはなりましたが気が変わり方向転換。ブログのテーマも実務翻訳から英語学習全般に変更の方向です。詳しい自己紹介はこちら。
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