翻訳の仕事はじめています

投稿者: | 2021年8月7日

ほぼ4カ月ぶりの投稿です。

3月9日の記事で、MRI語学教育センターの通信講座を翻訳者登録基準をクリアして終了し、登録手続きに入ったと書きました。

 MRI語学教育センター 通信講座Step2(プロ)終了

その後、MRI語学教育センターの母体である(株)メディア総合研究所(MRI)から日英翻訳の仕事を頂いております。フルタイムの会社員であり、翻訳者としての稼働はほぼ週末に限られることから、金曜日に月曜締め切りの短めの案件を紹介いただくパターンです。具体的には社内報の英訳、決算短信の英訳とかです。大学教授のコラムなんかもありました。

登録者説明会

MRI語学教育センターのHPには、翻訳者説明会が開催されることが記載されています。

Q:翻訳スタッフの登録はいつ頃ですか?

A:翻訳者登録の手続きは随時行っております。また、年に2回(春と秋)にオンラインで登録説明会を開催しています。新しく翻訳者としてご登録いただいた方々に、お仕事の説明や個別面談などを行う機会を設けています。

https://www.mediasoken.jp/mri-trans/support/faq.html

そのため当初は「登録手続き完了 ⇒ 登録説明会出席 ⇒ 翻訳者としての仕事開始」という流れだと思ってましたが、3月下旬に登録手続き完了してからひと月以上経過したGW後、突然翻訳の打診がきました。自分としては 登録説明会の案内が来ると思っていたので、これにはびっくりしました。とにかく自分なりに必死に英訳し納品。その後もぼちぼち案件を回して頂いているので、とりあえず良かったと思っております。

ちなみに登録説明会は先月7月にZoomで開催されました。実際には仕事を始めているので、既に理解している内容も含まれていましたが、普段私に案件を回してくださっているコーディネーターさんと面談することができたのがよかったです。

翻訳支援ツール

MRIから頂く翻訳の仕事はMemsourceという翻訳支援ツールを利用するものが多いです。実務翻訳者になることを決意し、翻訳業界について調べているとき、翻訳支援ツールの存在を知りました。機械翻訳程ではないですが、一部のベテラン翻訳者の間で、翻訳支援ツールの利用に否定的な意見があることも知っておりました。使ったことのない私は特に先入観はなく、無邪気に「便利だなぁ」と思って使っています(笑)。

Memsourceはクラウドを使った翻訳支援ツールです。MRIでは、翻訳者毎にアカウントを発行しており、私も自分用のIDを頂いています。それを使ってブラウザ経由でクラウドサーバーにアクセスして作業するため、翻訳者側でクライアントソフトを購入する必要はありません。

案件の打診時には私のIDで原文にアクセスできるように既にサーバーにファイルがアップロードされていて、仕事を受ける場合はAcceptして原文にアクセスすればよいわけです。申し送りはMemsourceのコメント機能を利用し、納品はMemsourceでCompleteをクリックするだけ。当たり前ですがCompleteをクリックすると二度とファイルにアクセスできなくなります。そのためクリックするときは緊張します。クリック後はもう修正できない諦め(笑)とともに「終わったぁ~」と解放感があります(笑)。

ちなみにMemsourceのマニュアルはMRIが提供してくれます。

請求書不要!?

依頼された翻訳を納品すれば、提示して頂いた単価で計算された翻訳料を後日頂戴することになります。

であれば、請求書を発行しなきゃって思いますよね?「フリーランスになろう!」みたいな書籍、Webサイトにも必ずと言っていいほど請求書の作成方法のアドバイスがあります。

なので納品後コーディネーターさんに請求書の発行について問い合わせをしました。ところが話が嚙み合いません。あとでわかったのですが、個人事業主は請求書発行不要なのでした。翻訳者側で請求書を発行する必要があるのは、法人成りしている場合。他の翻訳会社はどうかわかりませんが、メディア総合研究所の場合フリーランスは請求書発行不要なのです。その代わり、月が替わり一週間程度で同社から前月の実績に基づいた「支払通知書」が届くので、そこで月末に振り込まれる金額を確認することができます。

今後について

このブログを始めたころは、2024年の定年を意識してその後の収入の柱として翻訳を位置づけていました。このブログのサブタイトルや管理人プロフィールに記載のとおりです。

その後事情がかわり、翻訳が定年後の柱になる可能性は低くなっています。人生いろいろです。

そのため、3月下旬に翻訳者登録をしてから、屋号を決めたり、専用銀行口座を開設したり、事業用クレカを作ったりしたことは今となっては少し大げさだったかなと思ってます(笑)。

 実務翻訳者としての屋号を決めた

 独自メールアドレスを取得

 事業用の銀行口座を作った

 事業用クレジットカードを作った

最近定年や還暦についての書籍を何冊か読みました。その中の一冊「定年後 50歳からの生き方、終わり方」(楠木新)に、

何に取り組むにしても趣味の範囲にとどめないで、報酬がもらえることを考えるべきである。(中略)たとえ交通費や寸志であっても報酬があるということは、誰かの役に立っているということだ。その瞬間に単なる趣味ではなくて社会的な活動に転換すると言っていいだろう。またお金を稼ぐレベルを目指すことが自分の力量をアップすることにつながる。

「定年後 50歳からの生き方、終わり方」(楠木新)

という一節があります。これを読んだとき、翻訳講座で訓練することにより、それまでは趣味であった英語から報酬を得る手段としての英語に転換できてよかったと思いました。

繰り返しになりますが、今後の自分のプラン通りなら、翻訳収入が定年後の主たる収入になる可能性は低くなりました。それでも、いざとなれば翻訳で収入を得ることができると考えれば気持ちに余裕が持てます。自分にはSpecialityがあるのだと。そのことを忘れずに、今後の職業人生を歩んでいこうと思います。

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