2020年2月26日から始めた日本経済新聞のコラム「春秋」の書き写しが、2年目に突入です。過去1年、一度たりとも休まず継続できました。自分の性格にあったいたんでしょうね。
とはいえ、当初やっていたやり方からいくつか変更点がありました。今日はその変更点を中心に記事にしてみたいと思います。
一日遅れの書写から当日へ
新聞コラムの書き写しで最もメジャーな題材は朝日新聞の天声人語です。専用ノートまで発売されています。天声人語用のノートには天声人語を紙面から切りとって貼り付けるスペースがあります。私も当初はこれを真似して、春秋を切り取り市販のノートに貼ってました。しかしこれを新聞が来たその日にやると、穴の開いた新聞を読まねばいけなくなります。そのため夜に春秋を切り取ってノートに貼り、翌日それを書き写すというリズムが9月まで続きました。一日遅れのコラムを書き写すこととなり、新鮮味が失せたトピックの写経が続いたのでした。
ノートの変更
春秋は555~570文字程度のコラムです。これを見開きに納めコラムを貼るスペースも考慮すると、B5で1cmマス目のノート(1ページ縦22マス15行330文字) がちょうどよいサイズとなります。コクヨのキャンパスシリーズで手に入るので私もそれを使いました。が、コクヨのノートだと5mmの補助罫線が入っていて、使っているうちにそれがうるさく感じられるようになりました。6月になり5mm補助罫線がないシンプルな1㎝マス目のノートはないものかと探したところ、文運堂というところから出ていました。ヨドバシカメラのネット通販なら1冊(200円以下)だけでも送料無料です。
今はヨドバシカメラから文運堂のノートを取り寄せて使っています。ヨドバシさん、ありがとうございます。
横書きへフォーマット変更
コラムの書き写しは日本語のトレーニングと思ってやっています。翻訳でいえば英日翻訳のためです。ところで英日翻訳で訳出する日本語ですが、横書きでしょうか?縦書きでしょうか?
MRI語学教育センターで受講していた英日翻訳通信講座では横書きでした。企業が作成する文書も圧倒的に横書きです。Webのコンテンツも横書きです。切り抜いて貼り付けていた春秋は縦書きなので、書き写しも縦書きにしてましたが、横書きの方が実務の近いんじゃないの?と9月の末に思い、10月から横書きに変更しました。
同時に新聞紙上の春秋ではなく、スマホで表示したWeb上の横書き春秋を見ながら書くことにしました。切り貼りする手間もなくなり、当日の春秋をタイムリーに書き写せるようにもなり良いことづくめです。
実物公開
というわけで、実際見た目がどうなったか公開したいと思います。まずは昨年9月以前の「春秋切り貼り縦書きバージョン」です。

そしてこちらが、10月以降の横書きバージョンです。マス目の補助罫線が無くなっているのですが、わからないですよね、、、、。

今後について
1年間休まず続いて「自分にはできる」と肯定できたので(笑)、今後はそれほどムキにならず、休筆日をもうけたり2日に1春秋(起承日、転結日)にしたり少し柔軟になってもいいかなと思っています。1日30~40分かかっていて、相応の負担なのです。
それと、もともとは英日翻訳で訳出する日本語のトレーニングのためと思って始めたのですが、翻訳者としてのスタートが日英になりそうなのです、、、。それは別途記事にしたいと思います。
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50歳代後半の男性会社員です。一時実務翻訳の勉強をしいて、仕事を貰えるレベルにはなりましたが気が変わり方向転換。ブログのテーマも実務翻訳から英語学習全般に変更の方向です。詳しい自己紹介はこちら。
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