こちらの記事で紹介した日本経済新聞のコラム「春秋」の書き写しですが、2月26日の開始から今日まで17日間続けています。このまま続けられそうな感触です。
現段階では書くことが楽しいです。その理由は漢字です。ここ20-30年間のパソコン・携帯電話・スマホの普及により、文字を書く機会が極端に減った現代、 多くの方がそうだと思いますが、 私も読めるけど書けない漢字は増える一方でした。春秋の書き写しを始めてから、忘れていた漢字を書く機会が多くなりました。その記憶が呼び起こされる感覚、今まで勘違いしていた書き順を学びなおす感覚に充実感を覚えるのです。
春秋を貼り付けたノートを開いてペンを持ち、傍らには漢字の書き順を教えてくれるサイトを開いたスマホを置き、曖昧な漢字はそのサイトで書き順を調べながら書写しています。そんなことをしながら書いているので、全て書き写すのに30分以上かかります。でも、自分としてはそんなに時間をかけているつもりは無いんです。集中できている証拠だと思います。
ところで書写を始めた当初は、コクヨのB5縦書きノートを使っていました。別にこれで悪くはないのですが、朝日新聞の天声人語ノートのように一文字一文字きちんとマス目に入れて書きたくなり、コクヨのB5方眼ノートを購入しました。

一マスの大きさは1cm四方。B5縦書きノートが9mm幅だったのでちょっと大きく感じますが、5mmの破線が入っているので文字のバランスを考えながら書けるのがいいです。1ページ15列 x 22行で330文字。見開きで660文字です。春秋をギリギリの大きさで切り取りノートの端っこに貼り付けると、13列 x 5行占有します。文字数で65文字です。ですので、春秋貼り付け後使えるマス目は595文字。春秋本文は555~570文字程度ですが、段落が進む毎に改行するので必要なマス目はもう少し多くなり、595文字でほぼピッタリです。

新聞コラムの書き写しの効果として、文章がうまくなるとか語彙力アップ等が言われてますが、今の私は漢字の再学習が最大のメリットですね。暫くは書き順にも拘り、大体書き順のパターンが分かってきたら、徐々に別のメリットを追求したいこうと思います。
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50歳代後半の男性会社員です。一時実務翻訳の勉強をしいて、仕事を貰えるレベルにはなりましたが気が変わり方向転換。ブログのテーマも実務翻訳から英語学習全般に変更の方向です。詳しい自己紹介はこちら。
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