翻訳の勉強を開始するにあたり、英文法の基礎知識をざっとおさらいすべく本棚で眠っていた「全解説 頻出英文法・語法問題1000」(桐原書店)を7-8年ぶりに取り組み始め、今日客観4択問題全1066題を終えました。

本書は大学受験用の問題集で、執筆したのは河合塾講師の瓜生豊さんと篠田重晃さん。全問題に出題した大学名(センター試験問題含む)が記載されています。大学の入試問題というと実用よりもふるい落とすための問題という先入観がありますが、問題文や選択肢についてはネイティブ・スピーカーと協議して一部変更したとのことで、不自然な言い回しは含まれていないのではないかと思います。問題に古臭い英語や文語体が出題されている場合であっても、都度解説にその旨説明されています。
目次は以下の通りになっていて、重要文法事項について網羅性は高いと思います。
- 時制
- 態
- 助動詞
- 仮定法
- 不定詞
- 動名詞
- 分詞
- 動詞の語法
- 形容詞の語法
- 副詞の語法
- 比較
- 名詞の語法
- 代名詞の語法
- 関係詞の用法
- 接続詞の用法
- 前置詞と群前置詞の用法
- 主語と動詞の一致
- 疑問文と語順
- 否定・省略・協調
たまたま以前取り組んだ際の記録が残っていて、1066問中正解が852題、正答率は79.9%でした。今回は正解が938題、正答率88.0%でした。前回やったときは40歳代後半だったはず。年齢はいっても努力すれば学力は上がるものだと実感しています。
今回少しうれしかったのは、文法ロジックは正確にわからずとも「普通こう言うでしょ」という感覚で解けた問題が増えていたこと。普段から意識して英語に接する機会を作っている効果が出たと感じました。とはいえ、しっかりした文法知識がついていない領域があることを認識したことや前回間違えた問題を再び間違えたことが結構あった(完全に弱点になってます)ので、今回間違えた128題は解き直しをしようと思います。
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50歳代後半の男性会社員です。一時実務翻訳の勉強をしいて、仕事を貰えるレベルにはなりましたが気が変わり方向転換。ブログのテーマも実務翻訳から英語学習全般に変更の方向です。詳しい自己紹介はこちら。
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