1月27日、MRI語学教育センターの唯一の通学コースである実務翻訳基礎講座に申し込みました。それに先立つ22日、同センターの実務翻訳体験セミナーに参加して悪くないなと思ったのが理由の一つです。
実務翻訳基礎講座は、日英翻訳と英日翻訳の二つのコースがあり、それぞれ8回、2~3か月のプログラムとなっています。日英と英日が同時に開催されることはなく、2-3月日英・4-6月英日・7-9月日英・10-12月英日と年を通じて交互に開催されます。
今回私が申し込んだのが2-3月の日英の実務翻訳基礎講座で、講師はカナダ人のKeith Bradyさんです。申し込めば当然ながら「よし!やるぞ!!」とモチベーションは高まります。ところが、、、。

なんと開講可能人数に申し込みが達しなかったため、講座が中止となってしまいました。そんなぁ~。同センターのHPによると最低4名と記載されているので、4名未満だったということですね。22日の体験セミナーには11名参加していたのに、、、、。申し込まなかった人が多かったんですね。
次の機会は4月開講の英日の実務翻訳基礎講座になります。こちらは、高橋直行さんが講師です。
さて2月からスクールに通うつもりだったのが、予定が変わってしまいました。2か月待って4月からの英日に通うか、それともスパッと基礎講座も通信に切り替えてしてしまうか。
コスト的には通信講座が圧倒的に安いです。しかしながら、通学講座には通信講座のテキストも自習用に提供されるようです。両講座を比較してみると以下のようになります。(通学は日英の講座と英日の講座を合わせたものです)
通信( 基礎から学ぶ実務翻訳講座 ) | 通学(実務翻訳基礎講座) | |
受講料(税込み) | 38,340円 | 125,600円(教材費17,600円含む) |
期間 | 5か月 | 5-6か月(日英2-3か月、英日3か月) |
授業回数 | ー | 1回2時間16回(日英8回・英日8回) 共通演習課題16題(日英8題・英日8題) |
添削回数 | 8回(英日4回・日英4回) | 6回(英日3回・日英3回) |
質問回数 | 6回 | 授業で質問できる。 |
テキスト | 英日62ページ、日英64ページ | 同左(自習用として提供される) |
こうみると通学講座は、個別の添削回数こそ日英・英日でそれぞれ1回少ないものの、通信で学ぶことをほぼカバーした上で座学のプラスアルファがある感じですね。シラバスを比較すると下記のようになります。
日英 | 英日 | |
通信 | 練習1: 翻訳はコミュニケーション 練習2: 最適な主語を選ぶ 練習3: 最適な動詞を選ぶ 練習4: 形容詞・前置詞を使いこなす 練習5: 助動詞 練習6: 文章の流れを考える 練習7: 数・時間・場所の表現 練習8: 比較・程度・割合の表現 練習9: まとめ | 練習1: 実務翻訳とは 練習2: 頭から訳す 練習3: 最適な訳語を見つける 練習4: 自然な日本語に訳す(1) 練習5: 自然な日本語に訳す(2) 練習6: 助動詞 練習7: 文章の流れを考える 練習8: 数量・比較・単位の表現 練習9: まとめ |
通学 | (1)外観・性質 (2)数 (3)単位 (4)時間 (5)位置・場所・方向性 (6)程度・比較 (7)頻度・確率 (8)傾向・変化・変動 (9)割合・比率 (10)原因・結果・理由 (11)目的・機能 (12)手段・方法 (13)定義・説明 (14)間違えやすい表現・用語 | (1)内容に応じた訳し方、文体 (2)数と量(単位記号、数量表現) (3)接続詞を訳す (4)記述符号 (5)時制 (6)関係詞を訳す (7)助動詞を訳す (8)法(直接法、命令法、仮定法) (9)分詞 (10)動名詞 (11)不定詞 |
通学講座は通信のシラバスにプラスアルファですから、やはり充実度が全然ちがいますね。
4月まで待とうかなぁ、、、、。思案しています。
関連リンク
50歳代後半の男性会社員です。一時実務翻訳の勉強をしいて、仕事を貰えるレベルにはなりましたが気が変わり方向転換。ブログのテーマも実務翻訳から英語学習全般に変更の方向です。詳しい自己紹介はこちら。
コメント
はじめまして 「翻訳」で検索してこのブログを見つけました。
私は2018年に定年退職して、現在は専業の技術翻訳者です。 在職中から副業として翻訳を手掛けてきました。翻訳スクール等で学んだ経験はありません。
Twitterには翻訳者が多くいます。よろしかったらTwitterをのぞいてみてください。
LimaLima様
コメントありがとうございました。
こんな超低PVの弱小ブログにコメントを残して頂けるなんて奇跡です。
翻訳者の方のブログは拝見しますが、Twitterはフォローしていませんでした。
今後はTwitterものぞいてみたいと思います。