翻訳学校の情報収集

投稿者: | 2020年1月5日

翻訳者を目指すにあたり、インターネットやイカロス出版の専門誌等で情報を集めてみました。

それによると、一部の方は独学で翻訳技術を身に着けています。学校なんて必要ない、そんな暇があるんだったら、トライアル受けて実務を早く始めた方がいいと。もちろん、翻訳学校で翻訳技術を身に着けた方も大勢いるようです。

自分はというと、2024年の定年までには、フリーランスの翻訳者としてそれなりに収入が得られる目途を立てたいと思ってます。となると、回り道や迷い道になるリスクは避けたいので、体系だった学習が出来る翻訳学校にお世話になるつもりです。多少のお金はかかりますが。

各学校のHPをみれば、一通りの情報は入手できそうでしたが、試しにパンフレットを取り寄せてみました。

Japan Timesのサイトでパンフレット一括請求

各校のサイトに個別にアクセスして、パンフレットを請求するのはいささか面倒くさいですね?

そこで役に立つのが、Japan Timesが運営している「通訳・翻訳キャリアガイド」というサイトです。

通訳・翻訳キャリアガイドトップページ

このサイトから、以下のスクールの資料請求が可能です。

  • 神戸市外国語大学大学院 外国語学研究科 英語学専攻 通訳翻訳領域
  • アイ・エス・エス・インスティテュート
  • インタースクール
  • NHKグローバルメディアサービス バイリンガルセンター 国際研修室
  • サイマル・アカデミー
  • 一般財団法人 国際教育振興会 日米会話学院
  • サン・フレア アカデミー
  • 日本映像翻訳アカデミー
  • DHC文化事業部
  • MRI語学教育センター
  • ワイズ・インフィニティ

私はこの中から、(その時は)通学することを念頭に、アイ・エス・エス・インスティテュート、インタースクール、サイマル・アカデミー、サン・フレアアカデミーへ資料請求をしました。サイマル・アカデミーの資料は、請求してから1週間以上かかりましたが、それ以外は4-5日で手元に届きました。

それぞれどんな感じだったか、写真とともに簡単に説明します。

なお、この記事に記載されていることは、私個人が勝手に思っていることで、各スクールに確認したわけでは全くありません。また、入手した資料の全てに目を通しているわけではありません。従って、不正確な情報が含まれている可能性は多大にあります。その点はご了承ください。

アイ・エス・エス・インスティテュート

アイ・エス・エス・インスティテュート講座資料

アイ・エス・エス・インスティテュートの資料には、スクール案内のようなものはなく、講座紹介のパンフレットがいくつか入っていました。

アイ・エス・エス・インスティテュートには、通学のほか通信講座もありますが、他のスクールと趣を異にしています。というのは、都合が合えば通信生がクラスに出席することが出来たり、、、、逆に、通学生が都合が悪い場合、その日のレッスンを通信に振り替えたり出来るようです。

「へ~っ」と思い募集要項をよく見ると、例えばある講座で定員12名となっている場合、通学生と通信生合計で12名ということのようです。通信生であっても通学生と完全に同列ということですね。つまり料金も一緒。

アイ・エス・エス・インスティテュートで翻訳を勉強する場合の王道コースは、総合翻訳科に属する講座だと思います。が、講座単位では英日、日英は区別していません。一連のクラスの中で、英日・日英両方取り扱うようです。HPにその割合が掲載されていましたが、ほぼ50:50。気持ち英日が多いかなって印象です。

インタースクール

インタースクール募集要項

インタースクールもスクール案内はなく、講座のパンフレットがいくつか同封されていました。

通学に関しては、翻訳基礎コース レベル1・レベル2 ⇒ 翻訳本科コースと進学していきますが、本科コースになると、講座単位で英日、日英が分かれます。

通信講座もありますが、基礎レベルは用意されていないようです。かつ、通信講座は、金融・IR翻訳または契約書翻訳だけのようです。

サイマルアカデミー

サイマルアカデミーパンフレット

講師や生徒へのインタビューが中心ですが、スクール案内ぽいものが同封されてました。上の写真です。

通学は、基礎科 ⇒ 本科 ⇒ プロ科というステップ。本科及びプロ科は、講座単位で英日、日英が分かれており、日英は英語Nativeの方が担当します(上記パンフの男性の方もその一人)。日英プロ科の対象領域は金融・経済・経営及び行政・経営の二つ。英日のプロ科は、金融・経済・経営の一つだけです。

通信講座は、通学講座のようには系統だったものはなさそうです。例えば、翻訳基礎講座というものはありますが、日英だけだったりします。

サン・フレア アカデミー

カラーのスクール案内がありました。

上記の3校は、通訳コースも併設されていますが、サン・フレアは翻訳のみ。かつ実務翻訳一筋。

そのためか講座も、特許、医学・薬学、IT・通信、法務・契約書、金融・経済、マーケティングと細分化されています。通信講座も充実しているようです。基本的に通学者に用意されている講座はすべて、通信でも取り扱われています(通信の方が割安)。

英日・日英の内訳ですが、7-8割が英日で日英は2-3割にとどまるとのこと。英訳力をつけたい人は、「英訳の基本1、2」を受講してくれと。このことは、パンフレットにはっきり書いてあります。

パンフレットに講師陣のずらーっと並んでいますが、英語Nativeの方はいないかもです。名前だけじゃわかりませんが、、、、。

フェローアカデミー

フェローアカデミーパンフレット

Japan Timesの通訳・翻訳キャリアガイドからは資料請求できなかったので、フェローアカデミーには直接パンフレットを依頼しました。

フェローアカデミーは通訳コースはないものの、翻訳に関しては、実務翻訳のみならず、映像翻訳、出版翻訳まであります。しかも、平日日中に学ぶカレッジコース(要は専門学校)もあります。通信講座も充実していて、通学コースと遜色ない印象です。

実務翻訳も中級以上になると、ジャンルがIT・マーケティング、経済・金融、メディカル等に細分化されていきます。特許は無いみたいですね。また、契約書・ビジネス法務は中級のみで、上級に設定はありません。それと、特にジャンルをうたっていない日英の講座が、中級・上級にそれぞれあるので、中級・上級のジャンル別の講座は、英日が中心なのかもしれません。

ちなみに、フェローアカデミーが運営する翻訳サイト「アメリア」のパンフレットもついてきました。興味があるサイトなので、紙で説明してもらえるのはありがたいです。

アメリア パンフレット

通学のコストは?

上記で紹介した5スクールのうち、相対的には、サン・フレアが一番安いです。他の4校は、以下のような感じです。

コース名 回数 時間 税込金額
ISS 本科 15回 30 167,530円
インター 【英日】翻訳本科コース 15回 30 165,000円
サイマル 産業英日本科 18回 36 166,320円
フェロー 実務翻訳コース中級 経済・金融 15回 30 146,300円

経験ゼロから翻訳のスキルを習得するには、一つの講座だけではなく、複数の講座を履修する必要があると思います。もちろん、講座の組み方次第ですが、入門・初級から上級まで全て通学講座を選んだ場合、50万円は超え、70万円程度かかっても不思議ではないと思います。

なお、サン・フレアは上記の表から1時間当たり30%~40%安い印象です。

結局どうするか

翻訳の勉強を考えた当初(といってもひと月ちょっと前)は、通学することを考えてました。せっかく首都圏に住んでいるし、講師(現役翻訳者)とも知り合いになれるし、同じ志を持つ人と交流できるし、他の生徒の翻訳を見ることができるし、、、という理由からです。

とは言っても、やはり通信講座とコストが全然違うんですよね、、、。ということで、やっぱり通信を考えることにしました。

そうなると逆にアイ・エス・エス・インスティテュート、インタースクール、サイマルアカデミーは選択肢からはずれ、フェローアカデミーとサン・フレアが残ります。

ところが、ひとつ心にひっかかるものがありました。自分としては、英日のみならず、日英も同じ位きっちり勉強したいのです。上記で書きましたが、自分的にはフェローアカデミーとサン・フレアは英日中心と勝手に思っているのです(両校に直接確認したわけでもなく、あくまで私個人の妄想です)。う~ん。

気を取り直して、再度翻訳学校を調査したところ、一つ有力候補を発見しました。MRI語学教育センターです。

MRI語学教育センター

MRI語学教育センター トップページ

MRI語学教育センターは、業界4位の大手翻訳会社である株式会社メディア総合研究所が運営する実務翻訳専門の翻訳学校です。翻訳会社が運営する翻訳学校ということで、サン・フレア アカデミーに位置づけが似ています。

この学校の講座に注目した理由として、以下のものがあげられます。

  • 通信教育がリーズナブルな値段で提供されている(パック料金もあり)
  • 基礎講座だけは、通学も選べる。⇒ 同じ志の人と交流できる。講師の方と直接会える。それ以降の講座は通信教育だけ。つまり通学の人と差が生じる余地がない。
  • 通学は平日の夜だか、他の学校に比べると、今の会社からアクセスしやすい。
  • 基礎講座以降は、専門分野に分かれる(翻訳者になるには、専門を決めるべしとのアドバイスは多い)
  • 基礎講座以降は、英日、日英の講座が分かれている。(日英はNativeの人が受け持つらしい)
  • 成績優秀者は、 株式会社メディア総合研究所に翻訳者として登録してもらえる可能性がある。

1月22日に無料体験セミナーがあるので、それに行ってみるつもりです。その際にパンフレットも貰える思い、まだ資料請求はしていません。

体験セミナー終了後に、このブログで報告したいと思います。

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