基礎固めの段階では通学するつもりだったMRI語学教育センターの実務翻訳基礎講座ですが、2月開始予定であった日英コースが生徒が集まらなかったために開講中止となったのはこちらの記事に書きました。
その後同校の教務担当の方にメールで相談しましたが、4月の英日・7月の日英の通学講座が連続して開講するだろうという見通しが持てなかったため、方針転換することとしました。要するに通信講座への切り替えです。
ところでMRI語学教育センターの通信講座は、所謂中級と上級の講座が
- IT・コンピュータ
- 先端テクノロジー
- 契約・法務
- ビジネス・経済
- 社会・文化
- 環境・自然科学
- 工業技術
- 医学・薬学
の8分野からなり、それぞれ日英・英日が別です。従って全32コース(中級・上級 x 8分野 x 日英・英日 )と非常に充実しかつ分かりやすい構成になっています。当初は通学で基礎コースを終えた後、MRI語学教育センターの通信講座で中級⇒上級と進むつもりでした。
通学をあきらめ通信に切り替えた場合、直な選択はMRIの通信講座を選択することです。ところが基礎レベルのコースに関しては、気になるコースが存在するのです。フェローアカデミーの実務翻訳<ベータ>コースです。講座名に含まれているベータとは、使われるテキストの名前です。このベータというのは有名らしく、翻訳について方々調べている中でちらほら聞く名前なのです。例えば現役の翻訳者が講座終了後も大事に手元に置いておくとか、、、。
ですので基礎レベルを通信でと考えると、フェローアカデミーのベータをやってその後MRI語学研究センターの中級・上級(正確にはStep1実践、Step2プロ)に進むのもありかなと考えました。
参考までに両校の通信基礎講座を比較すると以下のような感じです。
MRI語学教育センター | フェローアカデミー | |
通信講座名 | 基礎から学ぶ実務翻訳講座 | 実務翻訳<ベータ>通常コース |
期間 | 5か月 | 6か月 |
受講料(税込み) | 39,050円 | 63,800円 |
添削回数 | 8回(日英4回、英日4回) | 12回(1回あたり和訳短文3題・1パラグラフ1題、英訳短文2題) |
添削一回あたり | 4,881円 | 5,316円 |
テキスト | バインダー形式1冊 (英日62ページ/日英64ページ)、英語表現辞典(317ページ) | ベータ12冊(1冊12ページ。全144ページ) |
極めて単純な比較ではMRIの方が添削単価が安いです。内容は比べられないので何とも言えませんが。テキストの分量はほぼ互角。MRIの方は市販の書籍(MRI語学教育センターを運営するメディア総合研究所の出版)で補っています。
と、ここまで書いておきながらですがMRI語学教育センターから開講中止の連絡を受けた直後にメルカリにベータが出品されたことが発覚。63,800円よりはるかに安い価格(当たり前ですが)でベータ全12冊を購入することが出来ました。通信講座は選択せず、これを自習するという手もあるのでしょうが、客観的な添削は必要だと思っているので、MRIの通信基礎講座の方を受講しようと考えています。
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50歳代後半の男性会社員です。一時実務翻訳の勉強をしいて、仕事を貰えるレベルにはなりましたが気が変わり方向転換。ブログのテーマも実務翻訳から英語学習全般に変更の方向です。詳しい自己紹介はこちら。
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